皆さんこんにちは!
ファイブM入社2年目、こどもインストラクターの「小出」です。
太陽がご機嫌ですね!
ひと休日迎えると肌がやけている先生もいらっしゃいます。
私はこの間の休日、昼間から銭湯に行きのんびりしていました(´-ω-`)
今回も引き続き、ファイブMの仕事についてお話していきたいと思います。
前回はイベント(スノーキャンプ)についてでしたが、今回は普段の体操についての仕事です。
私は主にこども器械体操のインストラクターとして幼児・小学生の体操を指導しています。
授業はマット・鉄棒・跳び箱を基本として、こども達が技を出来るように指導、補助をします。
授業の様子はこちらでも紹介しています♪動画もありますよ~
幼児クラス授業紹介
次いでウェルネス体操で大人の方の体操、ジュニア姿勢・体幹で中学生・高校生とも携わらせて頂いています。
関わっている年代層は下は1歳から上は80歳以上の会員様と、幅広です(=゚ω゚)ノ
なので会話の内容や、話し方、接し方など所々変わります。(;’∀’)
言葉遣いや伝え方に注意しないといけません。
幼児授業の場合、普段何気なく使っている熟語・カタカナ語・体操の技名まで、こども達に伝わるように簡単な言葉にします。
もちろん、言葉を覚えることも大事ですが、初めて聞いた時はわかりませんよね。
さて、皆さんも考えてみてください。下記の言葉を幼児さんに伝えるには、どうすれば良いでしょうか?
意識 移動 ジャンプ キャッチ バランス
僕が一番苦戦したのは「意識」という言葉です。
技の説明の時に、背中を真っすぐに意識して…とか、線に沿って出来る様に意識して…などついつい使いたくなります。
小学生高学年くらいの子達には伝わるようですが、幼児さんには難しいですね。
意識という言葉をこんなに意識した事はありません。(;・∀・)
「背中をまっすぐにしようと‶思って″」などと言ってました。が、最近は「意識しよう」と言わなくても大丈夫だという事に気づきました(;´・ω・)
胸を張ります!膝をくっつけたままやろう!と言うだけで、そのまま覚えてやってくれるみたいです。忘れていたら何度も言います(‘Д’)
移動は「動きましょう」などと簡単な言葉にするのも良いですが、
「おひっこしするよ~(/・ω・)/」なんて言ってる時もあります。その方が子どもたちも楽しく授業に参加してくれます。
足を揃えてほしい時は「足と足をのりでくっつけて離れない様に~」とか「ジャンプするときは、体を氷のようにカチコチに!」っと言った具合です。
ジャンプ・キャッチは、跳ぶ・捕まえる、でもいいですが、その言葉を言いながら見本をみせる方が、はやく覚えてもらえます。
バランスは辞書を引いたら、つり合いをとるって出てきました。
でも「つり合いをとりましょう!!」と言うのは中々クセが強いと思うので、やはり見本をしながら伝えます。
続きまして
体操の技名です。
「かいきゃくとび」「ぜんてん」「しんしつこうてん」
分かりましたか?
漢字で書くと開脚跳び・前転・伸膝後転、です。「伸膝後転」は膝を伸ばしたまま行う、後ろまわりのことです。
字で見れば読み取れますが、口頭では大人でも分かりにくいと思います。
さて、跳び箱の「開脚跳び」ですが、
皆さんも子どもの頃にされたことがあるかと思います。
幼児、特に年少さんに開脚跳びと言ってもあまり伝わりません。さて、なんと言うでしょう?
答えは「パーとび」です。単純ですね!
でもそれが大事です。
基本的に足を閉じる事を「グー」、開くことを「パー」と伝えます。
小学生の子でも「足を閉じる」と言うよりも「あしぐー」と言った方が言葉数が少ないので、早く伝えたいときは使います。
次にマット運動の「前転」。前回りのことです。
幼児には基本的に「前回り」と言います。でんぐり返りとも言いますね。
1~3才の子にはジェスチャーや見本を交えて、くるん!とか、ころりん!とか擬音語と共に必死に伝えます。(;´∀`)
入社して間もない頃に、幼児授業の後、小学生の子に「次はころんや!」と言ってしまい
( ゚Д゚) こんな顔されました。
褒めることに慣れていない時も、小さい子に言うように「良く出来ましたね~♪」と言ってしまい、
( ゚Д゚) こんな顔されました。
さて、今回は子どもへの言葉使い、声掛けについて書きました。
正解だと思った声掛けでも、実は伝わっていないことはあるので、日々探求です。
という事で、今回もこども器械体操インストラクター「小出」が担当でした?
次回も授業についてお話したいと思います(^^)
こども器械体操
(1・2・3才・幼児・小中学生向け)
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